「階段は疲れる…やはりエレベーターを使おう。」

 

エレベーターには二人の方がすでに乗っている。私は軽く会釈して、彼らの空間に入り込む。さて、このとき、私たち三人のポジションはどうなっているのだろうか。三人とも横一列に並んでいるのだろうか。あるいは、私が乗り込んだ瞬間、三人とも縦一列に並んでエグザイルのダンスでも始めようとするのだろうか。次の階で乗客が乗ろうとドアが開いた瞬間。もうそれはありったけの満面の笑みを浮かべて。腕がちぎれそうになるほどブンブンとふりまわす。ない。もちろんそのようなことはない。私たちは、ほとんどの場合、エレベーター内が三人になれば、自ずと正三角形を作る。四人の場合は正方形だ。私たちは幾何学的にベストポジションを形成する。タイトルにある「サイコロの目」とは私たちを頭上から見たことを表す。つまり、エレベーター内の私たちは、まるでサイコロの目のようであるということだ。ところで、いまあなたは「なぜこの記事を読んでいるのか。」なんとなく…。そのような返答がありそうだ。では、こうしよう。あなたは「なぜその本を購入したのか。」私は考えてみたことはなかった。あなたは考えてみたことはあるだろうか。

 

「ミーティングを始めるのはよいが、なかなかまとまらない。」

そのような経験は多いだろう。では逆に、話が思ったよりも早くまとまった経験はあるだろうか。私は、上手くまとまった要因は自分である、と確信したことはほとんどない。上手くまとまった場合のミーティングでは、必ずと言っていいほどある特徴を持った人がいた。それは話の進行が上手い人だ。あれは自然と習得できるものなのか。可能であるならば、私も上手く話しをまとめる技術を習得したい。もしかすると、この本がヒントを与えてくれるかもしれない。